Girl's Fight Evolution -少女ファイトを語ろうか-

少女ファイトに視る人間進化の法則

Fight.2 拙いガマン

今回は、試合だからあんまし
書くことないぜ!(笑)

高等部への足切りがかかった
練習試合、
数年ぶりの実践、
調子に乗らないように、という躊躇
我慢しながら試合に臨むが
隠しきれるもんではない。

レシーブの精度や
ずば抜けた反応速度や
あきらめの悪さ

見る人が見れば、分かるもの。

「やばいな これは 楽しいや」

全盛期でのアダナが「狂犬」の練。
それを隠そうとしてる。
なくそうとしてる。

ここに練が抱えたトラウマの
きれっぱしが見える。

「打たないの?勝負したいなぁ」

フォローを中心にプレーを続けるが
ルミコの言葉やシゲルの「打て!」に
反応して、スパイクを打つが、
無理して打ちに行った小雪と接触・・・

練の実力に驚異を感じた小雪は
自身の焦りもあって
こんな言葉を投げてしまう。

「お手本 見せてくれたの?」

練はショックでへたりこんでしまう。

 

本来は、やってて楽しいからやめられない。
そんなシンプルなものなのに、
数年がかりで抑えこんでしまった気持ちだから
自分で本音が分からなくなってしまっている練。

もしくは、本音を出してしまっては
いけないと判断した原因・きっかけ・出来事があった。

試合に集中しきることなく
本気を出すことなく、
ひたすら、我慢を続けるが
牙は隠しきれない。

自分でも実力が伴ってない
アイドル扱いの小雪だが、
その自覚がある。

夜中に自主連をしていた練の姿を
見ていたこともあり、
練が試合に本気で望んでいないことが
分かってしまう。

で、焦る。
この焦りは、嫉妬につながる。

しかし、中学レベルだからか
そっちの視点を敢えて入れていないのか
分からないが、
この試合の描写からは、
チームワークって全く感じられませんな!(笑)

ま、まだまだ第二話。
これからである。