Girl's Fight Evolution -少女ファイトを語ろうか-

少女ファイトに視る人間進化の法則

Fight.1 多い試練

さぁて、勝手に各話のポイントを
拾い上げて解説したり語ったりしちゃうよ、のコーナー始まりです。

猫のふりした虎と称される主人公、大石練。

ここでは大人しくバレーやるって決めたのに、
調子に乗らないようにガマンできるかどうか・・・
などなど言ってみたり。

あの日から
もう友達は作らないって
決めたんだから

これが練の内面的現状を表すセリフ。
「虎」が「猫」になった原因の示唆。

とはいえ、3年腐っていたわけではない。
自主連など、やることはやっていた。
これは指導者側の観る目がないんでない?って話にもなりそうなもんだけど、
求めすぎなんかしら。いや、それを言ったら話が違ってしまう、というつっこみは承知の上で(笑)

虎とまで称されて
小学校時代に準優勝チームのキャプテンで、
それでいて急に
やる気がない・本気でやらない、
その理由は伺いそうなもんだけど、と
思ったり思わなかったり。

でもまぁそれがスポーツの世界か。
あえてやる気がないのを引き上げたりはしないか。

そんな猫化する前の練の言葉もある。

お前さぁ
真面目にイジメられてんじゃねーよ
こんなもんお前次第で
どうとでも変わるんだよ

虎時代の練。どうだろうこの対比。

ちなみに、同じバレーボール漫画で
ハイキュー!!というのがある。
ジャンプ漫画である。
いつのまにか12巻まで出ていて
完全に揃える機会を失ったが、
アニメもこれまた熱くて良いね。

実力(やる気も含めた)はあるけど
いろんな外部要因で
力を発揮できなかったのが
ハイキュー!!の中学時代の日向と影山。

内的要因で
力を発揮しないのが
少女ファイトの練。

とか、勝手に比べて納得してるおいら。

日本人て、空気を読みすぎて
(空気読むことを強いられすぎて、なんだろうなぁ)、
内的要因で勝手に可能性を制限してる人が
多い、という印象がある。

私は個人的に、これを呪いと
呼んだりしているんだが、多くの人が
解呪方法を求めて
宗教とか自己啓発とかコーチングに目を向けるんだろうな、と思う次第。

 

ということで、
我が身を振り返って、
実力・やる気・能力などなど
積んできているものはあるのに
自身の内的要因で、勝手に力を制限
してはいませんかね?

もしくは、自分の力を発揮できる環境に
自分の身を置けていますかね?

あるべき姿、そんなのにとらわれて
やりたいこと、熱中できること、夢中になれること、情熱を注げること、
などなどを諦めてたり・忘れてしまってたりしませんかね?

子供の頃の自分とか
原因となる何かがあったとか
そんなことに
呪いを解くヒントがあるかもしれないよねー

 

ということで、Fight.1 多い試練
個人的キーワードとポイントは
「呪いと解除」かな。

こんなもんお前次第でどうとでも変わるんだよ
は、真理だと思うし、
今後の話にも何度も出てくるわけで、
これが1話に持ってこれるってスゴいよね。
と、感心してるファン意識である。